北京留学中、「日系デパート」へ行ってきた。
「おもてなし」といわれだして久しい。
世界に注目されるのは、それが無償で行われているからなのではないか。
「商品やサービスの代金に含まれている」のであれば、会計後に顧客はお払い箱にされる。
逆に、「おもてなしはいりません」といっても支払額が変わることなどない。
チップを払う必要すらない。
日本はなんていい国なのだろう。
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北京留学中、「おごられ」まくってきた。
異国の習慣はしっくりこない。
違和感の背景を追求して腹を立てるより、「そういうものだ」と理解して寛容な気持ちで違いをおもしろがる方が、ホームシックになりにくい。
違和感だらけの中国生活のなかで、一番しっくりきたのは、「おごり」の文化である。
続きを読む北京留学中、「学生食堂」へ行ってきた。
学生たちが食の跡。
中国の学食は、まさに戦国の合戦直後そのままである。
食べ残された肉片、こぼされたスープ、骨付き肉や川魚の骨が累々と積み重なり、そのまわりには 、辛かったのであろう、輪切られた唐辛子が散らばっていた。
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